リハビリテーション Rehabilitation
主なリハビリ Rehabilitation
主なリハビリテーション
さまざまな疾患に応じた専門的なリハビリテーションを行っています。
心大血管疾患リハビリテーション
心筋梗塞・心不全・大動脈疾患・閉塞性動脈硬化症の方などを対象としています。 県内で初めて外来、入院に対応した心臓リハビリテーションを開設し、循環器疾患を持つ患者さんへ再発予防に向けた生活習慣の見直しや心肺運動負荷試験による運動処方などを行っています。医師、看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、管理栄養士、医療相談員がチームとなり週1回のカンファレンスを通して情報共有を行い、退院後も安心して生活を送ってもらえるように支援します。循環器疾患は、病気の原因や再発予防に対する取り組み、適切な運動強度を知ることが大切です。患者さん自身が病気への理解を深め、今後の生活の送り方や、運動方法を指導し、安心して日常生活や社会活動に復帰できることを目指しています。
腎臓リハビリテーション
運動器リハビリテーション
大腿骨近位部骨折、人工関節置換術後、靭帯損傷、椎体骨折、手首の骨折後の方などを対象にしています。手術後はできるだけ早期からリハビリを開始します。特に当院は股関節・膝関節の人工関節置換術の手術に力を入れており、術後は翌日からリハビリを開始しています。
筋力向上や関節可動域改善、立ち上がり、歩行、階段昇降をはじめとした日常生活動作の獲得や、職場復帰・スポーツ復帰などの社会活動への参加を目指しています。
脳血管疾患等リハビリテーション
呼吸器リハビリテーション
がん患者リハビリテーション
ハンドセラピィ
摂食嚥下リハビリテーション
※入院患者さんだけでなく、外来患者さんも検査やリハビリを受けていただくことができます。
言語リハビリテーション
ロボットスーツ HAL
ALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィーなど、進行性の神経・筋疾患の患者さんに対してHALというロボットスーツを装着しリハビリテーションを行っています。HALは人が身体を動かすときに脳から発せられる信号を読み取り、装着者が思う動作をサポートする世界初のロボット治療機器です。身体を思うように動かすことが難しいと感じている患者さんに、HALを装着し立位・歩行練習を行い、身体機能の改善を目指しています。HALを装着してすぐに歩行できるわけではないのですが、繰り返し練習することで歩行機能改善効果が期待できます。医師、リハビリスタッフが連携し、患者さんの「歩きたい」という意思を実現できるように支援します。