心臓血管センター 院内心不全勉強会開催
永井病院では2023年10月より心臓血管センターを立ち上げ、生命の維持に直結する心臓・血管・腎臓などをそれぞれの専門分野に特化した医師や多職種にて、総合的に検査・治療にあたっています。
今回、心臓血管センター院内教育の一環として、心不全に関する院内勉強会を開催しました。
高齢化の一途をたどる我が国でも、心不全の患者数増加が続くと予想されており、こうした状況で爆発的に心不全患者が増加することを「心不全パンデミック」と呼びます。
心不全の患者さんが増加することで心臓以外の病気にかかっている患者さんも心不全を併発していることがあり心不全治療を併せて行っていく必要が出てきます。
そのため、心不全の治療や看護などについては、心臓に関する診療科だけでなく、病院全体で知識を深める必要があり、今回の勉強会を開催しました。
会は時間外の開催で参加が難しい職員も多い中、80名以上の職員が参加し、多職種の学ぶ意欲の高さが見える会となりました。
(一つの会場では収容しきれず別会場を設置し、同時配信を行いました。)
講師は心臓血管センターの心不全を専門とした医師や心不全指導療法士である看護師が
行い、専門的知識を備えつつ、職員がわかりやすい講義を行いました。
それぞれの職員が新しい学びを持ち帰り、今後の業務に活かしていけると思います。
永井病院の心臓血管センターでは、今後も幅広い勉強会の開催を進めていき、職員の研鑽に力を入れ、皆様への医療提供の質向上に努めてまいります。