手術部門
手術部門
当手術部門は手術室・アンギオ室・中央材料室を運営しています。手術室は3部屋、アンギオ室は1部屋、さらにハイブリッド室(ハイブリッド手術室とは、手術台と心・血管X線撮影装置を組み合わせたもの)が1部屋あり、合計5部屋で運用しています。
年間の手術件数は約1,500件であり、手術室スタッフは消化器外科、整形外科、腎臓内科、心臓血管外科など、多岐にわたる手術に対応しています。アンギオ室においては、心臓カテーテル検査/治療を年間約750件実施し、地域の2次救急の中核を担っています。
当部署は、一般外科や整形外科の手術はもちろんのこと、心臓血管外科や急性心筋梗塞などの緊急性の高い手術においても、年中無休・24時間オンコール体制で対応しています。
手術看護師は解剖生理を理解した上で、術式に応じたスキルや知識を習得し、術前・術後の訪問を通じて、手術に臨む患者の不安に寄り添い、個別のニーズに合わせた安全で快適かつ安楽な看護を提供することを目指しています。また、アンギオ室の看護師はコーディネート能力やコミュニケーション能力を発揮し、モニタリングや心理的変化への対応などを行い、治療中の苦痛を軽減する看護に努めています。
中央材料室では、手術器具や材料の確実な洗浄・滅菌作業を実施し、安全な医療器材を提供しています。
透析室
透析室
血液透析センターは、2018年に増築棟5階の見晴らしの良い場所に移転し運営しています。こちらでは血液透析と腹膜透析の専門的医療を提供しています。28台のベッドを備え、安全かつ心地よい環境で血液透析を行っています。私たち看護師は、医師、臨床工学技士、栄養士、リハビリなどと連携し患者さんの全身管理を行います。透析中には生活指導(食事、体重、循環器、運動、薬剤、フットケアなど)を行い、患者さんがより健康的な生活を送るお手伝いをしています。また、医療費や社会福祉サービスに関する相談もお受けしております。さまざまな専門職と連携し、患者さんの生活環境を整えるお手伝いもいたします。明るく元気な看護スタッフが心温まるケアを提供させていただきます。
2F
ICU
2F ICU
集中治療室は病床数が12床あり、緊急入院や高度かつ専門的な医療ケアが必要な重症度が高い患者さんがいます。また侵襲度の高い周術期の患者さんなど様々な状況の患者さんが入室されます。私たち看護師は、患者さんやご家族が安心できるよう、多職種と協力しながらチーム医療に取り組み、温かい寄り添いと思いやりある看護を提供することを心がけています。
集中治療室という言葉は、緊急の状況や急変への対応等で、肉体的にも精神的にも負担が大きい環境を思い浮かべるかもしれませんが、スタッフ同士がお互いに助け合い、やりがいを持ちながら、充実感のある職場環境を作り上げています。また、私たちは継続的な学びと成長を大切にしており、研修で得た知識を共有し合うための勉強会を行っています。お互いにフィードバックを行いながら、スキルアップと知識の向上を追求しています。これにより、より高い水準の看護を提供できる環境づくりに努めています。
3F
整形外科病棟
3F 整形外科病棟
3階病棟は整形外科病棟です。変形性疾患や椎体骨折、高齢者の大腿骨骨折などが多く、急性期や周術期看護を提供しています。私たち看護師は、患者さんやご家族のお気持ちを大切にし、安心して入院生活を送っていただけるよう、日々の看護に取り組んでいます。手術後は、入院前の生活に戻れるように、医師、理学療法士、社会福祉士、薬剤師など他職種と連携し、早期の離床・リハビリ・退院を支援しています。
看護師は若いスタッフが多く、明るく元気な雰囲気の病棟です。PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)で看護提供を行い、チーム連携しながら最良のケアを提供しています。経験の差や勤務体系の違いがあっても、協働できる環境づくりに取り組んでいます。
6F
外科病棟
6F 外科病棟
6階病棟は外科病棟です。消化器外科や消化器内科を中心に、内科疾患や整形疾患など、様々な患者さんが入院される急性期病棟です。ここでは主に、周術期の看護や化学療法から終末期までの継続的な看護を提供しています。 私たち看護師は、患者さんとご家族の意志を尊重し、一人ひとりがその人らしい生活を送ることができるよう、多職種と連携して個別性に合わせた看護が提供できるよう努めています。病棟看護師は、経験豊富な子育て世代から若手世代までのスタッフが所属しており、お互いに協力し合いながら、チーム一丸となって協働しています。また、私たちはスタッフ一人ひとりのワークライフワークバランスを大切に考え、働きやすい環境を提供できるよう努めています。