
当院で可能な検査一覧
放射線科

CT検査
脳や肺、肝臓、腎臓、胆嚢、すい臓、血管、骨など全身のさまざまな部位の精密検査として行われます。
心臓の血管(冠動脈)検査も行っております。

MRI検査
放射線(X線)を使用せず、身体のあらゆる部位を撮影できます。
X線では、わかりにくい軟部組織や靭帯なども描出でき、造影剤を使用せずに血管も撮影できます。
ただ、検査に30分ほどかかります。また、強い磁場を使用するので体内に人工物(金属)がある場合、注意が必要です。
(ペースメーカーなど検査できないことがあります)
骨塩定量検査
骨粗しょう症などの診断に役立ちます。
骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量(骨密度)を低線量X線で測定する検査です。
検査時間は、2分ほどで痛みなどは全くありません。

アンギオ検査
心臓の冠動脈(心臓を栄養している血管)や腹部の臓器(肝臓など)を精密に診断、治療するために使用する装置です。
通常のX線撮影では観察することのできない四肢の血管径の診断、治療も行います。
目的とする血管にカテーテル(細く柔らかい管)を挿入し、X腺によく写る造影剤を注入しながら連続して撮影します。
一般(レントゲン)検査
体を通過したX線の吸収の差を白黒画像として得ることができます。
対象範囲が広く、胸部、腹部、全身の骨等の撮影を主に行います。
マンモグラフィ
乳房のレントゲン検査のことです。専用の装置で乳房を直接挟み圧迫し、全体をほぼ均一な厚みにして撮影します。乳房内の腫瘤(しこり)や石灰化がわかります。乳がん検診や精密検査で行います。
X線TV検査
透視や撮影ができます。主にバリウムなどの造影剤を飲んで行う胃の検査や大腸の中に造影剤を入れて検査などを行います。また、内視鏡で胆管、膵管に造影剤を使うことによりLIVEで観察することができます。その他、整形で整復術やリハビリ患者の嚥下の状態を観察するのに用います。
検査科
心電図
脈の乱れ・胸の痛み・動悸など、胸の症状の診断のために行う検査です。ベッドに横になり両手・両足・胸部に電極をつけて、心臓が動くときに出る電気信号を波形として記録します。
当院では安静時に記録する以外に、記録装置を身体に装着して24時間心電図を記録する「ホルター心電図」などの特殊検査も実施しています。
ABI/CAVI
全身の動脈硬化の程度を調べる検査です。両手足の血圧値と心音波形・心電図波形を記録し、得られた血圧値や波形から、血管の固さや詰まり具合を診断します。
トレッドミル運動負荷試験
段階的にスピードが速くなるベルトの上で歩いたり走ったりしながら、心電図・血圧を記録します。運動で心臓に負担をかけることによって、心電図に変化が内科、胸の症状が誘発されないかを調べます。
心肺運動負荷試験(CPX)
徐々にペダルが重くなるエアロバイク(自転車)を漕ぐことによって心臓に負担をかけていき、心電図・血圧・呼吸状態を記録し解析します。この検査では総合的な運動対容能を知ることができます。主に、心臓リハビリテーションの運動処方(どれくらいの強度で運動したらいいか)を作成するために検査が行われます。
超音波検査
身体に超音波を入射し、反射した信号を画像化して体内の様子を観察します。
当院では、心臓の動きや形、血流状態を調べる「心臓超音波検査」、肝臓など腹腔内臓器の状態を観察する「腹部超音波検査」、乳腺・甲状腺など表在臓器の状態を観察する「表在超音波検査」、動脈・静脈の状態を調べる「血管超音波検査」など、全身の検索を行っています。
その他
各診療科で行っている主な検査