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リハビリテーション

当院では、急性期から生活期まで個々の患者さまの身体状況や回復時期に応じ、専門のセラピストが細やかなリハビリテーションを提供しています。
中でも、回復期リハビリテーション病棟に力をいれております。『回復期』とは急性期を経て、最もリハビリの効果が期待される時期であり、回復期リハビリテーション病棟ではこの時期に集中的な専門リハビリを受けていただくことができます。これにより退院後の患者さまの生活レベル向上に大きく関わってくることが明らかになっており、その重要性は益々増してきております。

当院では、整形外科疾患を中心とする運動器リハビリ、脳血管疾患を中心とする脳疾患リハビリ、循環器疾患を中心とする心臓リハビリ等、それぞれの分野における専門リハビリチームを構成し、急性期治療後の診療サポートを充実させております。

時期にあったリハビリテーションで、回復をサポートします

急性期リハビリテーション

受傷直後・病気の発症直後、もしくは手術直後
この時期からリハビリを行うことにより、身体を支える筋力を維持し、上肢・下肢のそれぞれの専門セラピストがアプローチを行うことにより、より早期の身体能力の改善を目指します。

回復期リハビリテーション

身体の回復にもっとも適した時期
怪我や病気により異なりますが、それぞれ回復にもっとも適した時期が存在し、そこで充実した集中的なリハビリを行うことにより、患者さまの機能の向上、日常生活動作能力の向上を他職種チームで図ります。

在宅復帰

維持・向上の時期
急性期・回復期を経て、一定の能力を獲得された患者さまに対して、定期的にリハビリ・評価を行うことで日常生活を送る能力が保たれているかの確認、そして維持、向上を目指した運動、生活指導を中心に行います

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーションとは…

身体機能回復により日常生活動作を向上させ、在宅復帰を目的とした集中的なリハビリテーションをおこなう病棟です。

当院では平成23年7月に回復期リハビリテーション病棟を開設しました。
大腿骨骨折、脳梗塞・脳出血、外科手術後の体力が低下した方を中心に充実したリハビリを提供できる病棟です。

急性期治療を経て、リハビリが治療の中心となった患者さまに対し、365日、年末年始、GW、お盆も休まず提供させていただきます。

また、当院の『回復期リハビリテーション病棟』は、患者さま、ご家族、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師・社会福祉士がチーム一丸となり、リハビリを行っています。患者さまが ”再び輝ける場所”へ帰ることができるようチームが全力で支援しています。

当院回復期リハビリテーションの特徴

  • 入院時に患者さま、ご家族を含めた面談により、個々の目標を明確に設定
  • 患者さま一人ひとりに合わせたリハビリを提供
  • 必要に応じて在宅訪問し、生活環境に合わせた動作指導や改修をアドバイス
  • 専門のセラピストが細やかな充実したリハビリを提供
  • 1日数回のリハビリを365日、年末年始、GW、お盆も休まず提供
  • 整形外科医、内科医による回診、カンファレンスを定期的に実施
  • 月に一度、三重大学整形外科教授を招いてのカンファレンスを実施

永井病院の主なリハビリテーション

心臓リハビリテーション

当院では、心臓疾患治療後のケアにも力をいれており、県内で初めて外来・入院に対応した心臓リハビリを開設し、心臓疾患をもつ患者さまの生活レベルの向上や、生命予後の改善に力をいれております。

一般的に心臓疾患をもつ患者さまは、治療を受けたあとも再発や社会復帰に不安を抱えたまま生活される傾向があります。

心臓リハビリはそのような不安を解消するとともに、専門の看護師、理学療法士、栄養士、薬剤師などにより専門的な生活指導を行うことで、患者さまの病気への理解を深め、生活レベルの向上に大きな役割を果たしております。

当院で行う心臓リハビリの特徴

  • 患者さま一人ひとりに医師や看護師、理学療法士、栄養士、薬剤師などの多職種のスタッフが関わる。
  • 運動処方や運動療法、栄養指導、服薬指導、禁煙指導など行う
  • 再発予防のための生活習慣の見直しを行う。
  • 病気の原因を知り、適切な運動強度を知り、自分にあった運動を行う。
  • 定期的に専門医師による心臓教室を行っている。

心臓教室について

永井病院では、定期的に公開講座の心臓教室を開催しています。
第1回はH26年2月1日に開催され21名の患者さまや家族の方が参加されました。
今後も、永井病院発信で当院へ通院されている患者さまやそのご家族、地域の方々により良い日常生活を送っていただけるよう取り組んでいきたいと考えています。
今後の開催時は案内ポスターを院内に掲示いたしますので興味のある方はぜひ参加をしてみてください。

運動器リハビリテーション

当院では整形外科の患者さまを多く診ています。整形外科の主な疾患としては、大腿骨頚部骨折を始め、膝の人工関節、靭帯損傷、足関節の骨折、椎体骨折等であり、早期からのリハビリを行っています。
また、手外科専門医が在籍しており、手・肘・肩が専門のリハビリ『ハンドセラピィ』にも力をいれています。リハビリの目標としては基本動作能力の改善・向上を図り、早期に家庭・職場復帰を目指しています。

脳血管リハビリテーション

脳卒中患者に生じた手足の痺れ、運動麻痺に対して運動療法を行い、言語や嚥下障害に対しても早期からのリハビリを行っています。

また、脳卒中に特徴的な高次脳機能障害と呼ばれる特殊な障害に対しても早期発見、各症状に応じた専門的なリハビリを早期から行っていきます。

がん患者リハビリテーション

経験が豊富なスタッフによって、手術前からの周術期、回復期、終末期の患者さまに対して『がんのリハビリ』を実施しています。

手術前から手術後の状態を予測した呼吸訓練、体位変換の指導、また不安を軽減させる関係作りに努め、手術後には体力や筋力を維持するトレーニングを行います。

また、がんによって日常生活の動作が制限されるときには、身体能力を活かした動作方法の練習、避けた方がよい動作の指導などを行います。
寝返りや起き上がり、着替えやトイレなど、日常生活上の動作訓練、歩行訓練、言語訓練、摂食嚥下訓練など、患者さま個々の状態に応じて計画・実施しています。

定期的に外科医、看護師、理学療法士、作業療法士などによるカンファレンスを実施し、患者さまに最善のリハビリを提供できるように努めています。

その他のリハビリテーション

上記以外にも永井病院ではさまざまなリハビリテーションを行っています。

嚥下リハビリ

脳血管障害や、加齢による嚥下機能の低下により、食事がうまく食べられない方に対して、一人ひとりに対応した評価・訓練を行い、飲み込み機能の検査・訓練を行います。

患者さまに適した食形態や摂食状況を提案し、安全に経口摂取が行るよう急性期からアプローチを行います。

患者さまが一日でも早く、口から楽しく・美味しく・安全に食べられるように病棟スタッフとの連携も密に行います。

言語リハビリ

言語を担う大脳の病変や、下顎・口唇・舌・のどの運動障害などにより、言葉で相手とコミュニケーションをとることが難しくなった方に対して、それぞれの能力・状態に合わせた障害の理解の促しや、さまざまなものを活用した実用的コミュニケーションの支援、言語回復に対するリハビリを行います。